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感想レポート・レビュー

2014年4月 3泊4日DXスイートB感想レポ―ト
 投稿:けい

申し込んだきっかけ、経緯

父と母が80歳を迎えるので二人の傘寿のお祝いに「ななつ星DXスイート、3泊4日のクルーズトレイン」をプレゼントすることにしました。
しかしながら、第一期から四期までの応募に毎回申し込みをしたもののキャンセル待ちの番号は三桁にもなり、二人が元気なうちに当たってくれればと願うばかりでした。

そんな中、突然3期のDXスイートが取れましたと言う吉報が入り私は大はしゃぎ。老夫婦にはカバン持ちとエスコートが必要よと説得し、一番参加したかった私を入れて3人のななつ星旅行となりました。
カバン持ち? ななつ星は行きも帰りも無料で旅行カバンを配送してくれました。エスコート? ななつ星のクルー全員がとても気が利く笑顔の素晴らしいエスコートでした。

実際に乗車し、どんな旅だったか

「至れり尽くせり」 この一言に尽きます!

博多駅で初めて見たななつ星は上品な小豆色をし光沢を放ち、まるでロイヤルファミリーが乗る専用列車のような美しい列車でした。 一歩足を踏み入れるとクルーの笑顔に迎えられ、そこは不思議な動く空間に変わりました。

3人でシェアーしたDXスイートは十二分に広く、ヒノキを使ったバスルームで歯を磨きながら車窓の新緑を満喫してまるで森林浴をしている気分になりました。 部屋の扉は薩摩切子をイメージしたユニークなガラスの扉。 車内からはふんだんに使った木の優しいぬくもりを感じ、ホテルのペントハウスが線路の上を走っている感覚です。そして翌朝目が覚めると次の目的地にワープしています。

最後尾の車両がラウンジカーの時は、30億円の額縁の車窓から動く芸術を眺め、ワインをかたむけるとピアニストが演奏した私達のリクエスト曲が聞こえてきました。
観光地で列車を降りる時チケットを持たずにJRの改札口を通りました。しかも、何度も!ちょっぴりドキドキ初めての経験でした。クルーは改札係員に「ななつ星」っと、まるで合言葉のようでした。 ななつ星の乗車券ってあるのでしょうか。

由布院ではななつ星を見ながら足湯につかり、鹿児島神宮参拝で清められ、天空の森では仙人と化した私達親子が露天風呂につかっていました。 最後の晩餐は仙巌園、謁見の間で大名となり、切子の食器に箸をすすめていました。 これ以上何を望みましょう。

ななつ星が終点の博多駅に到着した後、金星ラウンジに戻り皆で旅の感慨にひたっておりました。最後に老いた父が「一生忘れられへん旅になったなぁ」っと。私はその言葉になぜか涙があふれ、父と母の一生があとどのくらいなのかわかりませんが、二人の人生が少しでも長く幸せであります様にと星に願いを託しました。

最後に私達はななつ星から笑顔と元気をいっぱいもらいました。 明日もまたななつ星が温かい心配りで多くの人を幸せにして九州を元気にすることができます様にと、これもまた星に願いを託します。ななつ星に感謝。


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