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感想レポート・レビュー

2014年11月 1泊2日スイート感想レポ―ト
　投稿：Hiro

乗車までの経緯
アメリカ在住で、年一度の日本旅行を楽しんでいます。25年前までは、日本、それも福岡に住んでいたこともあり、九州自体はよく知っているのですが、大好きな列車旅行が、ＪＲ九州屈指のななつ星でできるとあって、申し込みました。幸いキャンセル待ちの後、当選、今回の旅となりました。

これまでも、国鉄時代より、夜行列車にはよく乗ってきました、ここ数年の日本旅行でも、富士・はやぶさ、北斗星、日本海、あけぼのなどに乗車、それにローカルの五能線、津軽鉄道、長良川鉄道などをからめ、列車の旅を楽しんできました。

金星ラウンジ
わくわくしながら、博多駅に向かい、スタッフの方々に案内され金星ラウンジへ。　ゆったりとしたラウンジは明るく、旅への期待が高まります。おいしいスイーツとコーヒーを頂きながら、スタッフの方々の紹介を受け、ここで当選からお世話頂いたスタッフとも会うことができました。出発の乾杯の後、鐘の音がなり、一組ずつホームに向かうエスカレーターに。　いよいよななつ星とご対面！

車両
アメリカでも、ＴＶジャパンなどで、概要は知っていたものの、聞きしに勝る内装にびっくり、有田焼の洗面台、ひのきのシャワールーム、重厚な室内、障子と、切子作りの格子、アメニティも高級感いっぱいで、もちろん、いままでに乗ったどの列車（乗り物）とは違うどきどき感を感じました。
すぐにラウンジカーに移動、調度品、いす、テーブル、ライティング、天井、飾りにいたるすべてに、そのコンセプトが感じられます。　そして、床の隅っこにいる犬、ボタンが入った入れ物、蜂の巣・・・・楽しさ満点です。

旅行
沢山のスタッフ、人に見送られ出発、ゆったりした車内、揺れが少ない走行、しかしながら、線路の響きも楽しめます。　大きな窓からは、沿線で手を振る人達に手を振り替えしながら、旅は進んでいきました。

食事
ふぐ刺し！付きのお弁当から始まり、デザート、飲み物、にいたるまで、月並みな言葉しかでませんが、どれも洗練、工夫されていて美味しかった。　特に初日のランチのイカのわっぱ飯は、温泉玉子、雲丹醤油などの一緒に食べるバリエーションがあってよかった。　また、ディナー時に座った横向きのソファーテーブルは、至福のひと時を頂きました。

バー
バータイムには、夜行列車独特の過ぎ行く光をながめ、ピアノとバイオリンの音楽を聴きながら、ゆっくり。　事前に出しておいた、音楽リクエストを演奏してもらい感激、でもやっぱり一番良かったのは、ななつ星のテーマでした。

ツアー
長崎さるく、阿蘇の草千里ツアーに参加しました。どちらもスタッフの方々、そして現地ガイドの方々が大変感じよく、親切に案内をしてもらいました。　また、両方のツアーで、ななつ星バスにも乗車、内装、シート、外装共に、特別な雰囲気のバスですばらしい！

阿蘇での朝食
火星という、ホームの横に作られた朝食はビュッフェながら、バラエティに富んだ、そして野菜をふんだんに取り入れた楽しいビュッフェでした。　絞りたてジュースや、シイタケ、ごぼう等の日本食材は特に美味しくいただきました。

停車駅
途中停車駅がいくつかあり、長崎では獅子舞のイベント、由布院ではコンサートがありました、由布院駅には足湯がありゆっくりと過ごせます。
停車駅ではありませんが、阿蘇の立野では有名なスイッチバックがあり、長いななつ星の車両は、普段使われていない、ぎりぎりのところまで行くため、早朝ですが鉄道ファンには必見のアトラクション？です。

スタッフ
今回の旅でなにが一番と聞かれれば、このスタッフの方々のサービス、おもてなしに他なりません。　ハード面はもちろんですが、このななつ星の旅は、このすばらしいソフト面あってこそだと感じました。　細やかな気遣いを持ち、そしてよく勉強された、この方々からサービスを受けれたことは、わずか１泊2日ながら、感動を覚え、これこそが、ななつ星の真骨頂だと感じました。

おもてなし
実は、あまりにも沢山の沿線の方々が手を振られるので、途中で、思わずスタッフの方に、これは仕込みですか？　と失礼にも聞いてしまいました。　もちろんそんなこともあろうハズもなく、この沿線の方の”おもてなし”が、ななつ星の旅の楽しさを倍増させてくれました。

最後に
また乗りたいです！

※投稿いただいた内容は原則そのまま掲載しております。
※乗車日地点の情報であり、変わることもありますのでご注意下さい。

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